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渋谷ハドコデスカ?-身長333メートルの巨大娘-2001年09月25日(火) |
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おれのような中年男が、深夜、センター街を一人で移動するなど、とんでもない話である。あえて言えば火薬庫でタバコを吸うようなもので危険きわまりない。
(山田正紀 『渋谷一夜物語(シブヤンナイト)』より)
「おーい! ここは新宿東京都庁前だぞー! 渋谷はあっちー!」
という通行人の声が聞こえてきそうな写真を作ってみました。身長333m(東京タワーと同じ)、体重??万トンのマリア・ガルシアです。このような巨大な女性のことを業界(?)では「巨大娘(Giantess)」と言うそうですよ。
私はこのおマヌケな巨大娘のように、ものすごい方向音痴なんですよ。おまけにええかっこしいなので、なかなか人に道を聞けません。反対方向へかなり歩いてから「あれ? ひょっとして……。迷子?」と立ち往生するのは日常茶飯事。でもこれだけ大きいと迷ったりしたら、ものすごい迷惑ですね
山田正紀の『渋谷一夜物語(シブヤンナイト)』では深夜の渋谷のセンター街で、オヤジ狩りにあった男性が、若者たちに助けてもらうために必死で面白い話をするという、コワーイお話。昼間の渋谷の街は活気があって好きなのですけど、夜の渋谷は雰囲気ががらっと変わりますからね。でもこんな巨大娘なら、無謀な若者の方が逃げ出してしまうでしょうね。
今回の絵で使ったテクニックはごく普通の合成のみです。切り抜きのテクニックがあれば、それほど難しい合成ではないと思います。
このような絵で苦労するのが、現実と虚構の線引きです。ビルのガラスに映る人物、反対側のビルに落ちる影、遠近の輪郭のぼけ具合……。実際に目にしたことのない景色なので、想像で描くしかないのですが、なるべくぎりぎりまでウソを描かないことがコツです。極力リアルにする努力をすれば、それだけ不思議さが際だってくるからです。
素材探し、または私の技術力の未熟さの問題があってなかなか難しいんですけどね。
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参考文献
山田 正紀
集英社
2002-08
渋谷でオヤジ狩りにあった中年男性が、若者を満足させるために面白いお話をしなくてはならない羽目に……。これはもちろんアラビアンナイトのパロディですね。彼の語る様々な物語はSF、ホラー、ミステリと様々。彼は上手く渋谷を脱出できるのか?
「幻想画廊」 (c) Maria Garcia, 2002-2008