宝石は女子の親友(3)誕生石とコランダム

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 そこの男子。誕生石を知ってますか? 知らない? 男だから関係ない? いかんですねー。誕生石は、男子こそ知っていて欲しい知識です。なぜかと言うと……。

 誕生石は月ごとに違った宝石が割り当てられています。生まれ月の石を身につけると幸運を呼んだり、災いから身を守ってくれるとか。

 旧約聖書の「出エジプト記」で主が祭司の服に12の宝石をつけよと命じたのが起源という説や、エルサレムの城壁の土台石に飾られている12の石が起源とする説など様々な説があります。

 生まれ月の石をお守りとする習慣がユダヤ人によって世界中に広まり、各地で占星術や土着の信仰と混ざり合って定着化しました。

 誕生石は国によって異なっていましたが、1958年に日本の誕生石も選定されアメリカ宝石協会とジュエリー産業委員会によってほぼ統一されました。

 「ほぼ」というのは、現在世界ではこのアメリカ式の誕生石とヨーロッパ式の誕生石の2種類が使われているからで、日本ではアメリカ式に全国宝石商組合がいくつかの石を追加したものが主流です。以下は主な誕生石。

1月…ガーネット
2月…アメシスト
3月…アクアマリン・サンゴ
4月…ダイヤモンド
5月…エメラルド
6月…パール(真珠)
7月…ルビー
8月…ペリドット
9月…サファイア
10月…オパール
11月…トパーズ
12月…ターコイズ(トルコ石)

 はい、彼女・奥様のいる男子、そしてこれから女子と付き合う予定のある男子、これをしっかり頭に入れる! なぜかというと、この12種類の石はそれぞれ価格がピンキリだからなんです(もちろん大きさや質にもよりますけどね)。

 奥様・彼女から「私の誕生石、ダイヤモンドなの〜。買って買って〜☆」って甘い声で言われた時、これを思い出しましょう。本当に奥様・彼女は4月生まれですか? 

 私の誕生石はサファイア。深い海の色を思わせるブルーです。さてここで、ルビーを思い浮かべてください。燃えるような赤の宝石ですね。

 でもこのサファイアとルビー、全く正反対の色なのに同じ「コランダム」という石なんですよ。この石はとても硬いので、スリップ防止のために横断歩道の白線のペンキに混ぜられていたり、研磨剤としてよく使われています。横断歩道ってちょっとザラザラしてるでしょ? あれです。

 コランダムはもともと無色ですが、クロムが混入すると赤になり、他の金属が混入すると別の色になるのです。つまり赤いコランダムをルビー、それ以外のいろんな色のコランダムをサファイアと呼んでいます。でもサファイアと言ったらやっぱり海の色のブルーですよね。

 サファイアというと、きっとあなたは手塚治虫の『リボンの騎士』を思い浮かべるでしょうね。

 あの主人公・サファイア王女は、女の子として生まれながら王子として育てられました。青と赤のコランダム・男と女の心をもった少女。なんだか意味深ではありませんか。手塚治虫もなかなか粋なネーミングをしますね。

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2005年 1月 10日(月)成人の日

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